一時帰国の楽しみ
お店の中にクリスマスコーナーが増えてきて、
もう2017年が終わるのかと身震いしている舞々です。
アメリカ生活をしていた時、長期休みと言えば一時帰国が楽しみでした。
大体1年に1回、夏に帰国することが多かったですが、
ただ単に祖国を楽しむだけではなく、
色々なものを日本で買う大事なイベントでもありました。
やっぱり日本製品のクオリティは素晴らしく!
アメリカ製ではとてもやってられないものが色々あったのです。
私が学生時代だった20年前の話なので、
今とは状況が違うかもしれませんが、
(むしろそうであってほしい)
一時帰国の時に必ずしていたことを下記にご紹介します。
文房具
学生の必需品、文房具。
シャーペンの芯、ペン、消しゴムなどを
一年分まとめ買いしていました。
私は当時漫画家になりたかったので、
漫画用品や画材も結構買い込んでいました。
なぜなら、アメリカ製の文房具は
恐ろしくハズレ品に当たる確率が高いから。
鉛筆の芯が真ん中に来ていなくて、
削ったら木の部分がとがる鉛筆とか。
インクがダダ漏れするボールペンとか。
こすると紙が黒くなるだけの消しゴムとか。
黒鉛と粘土の混ざりが甘くて、
紙がガリガリ削れるシャーペンの芯とか。
日本では考えられない品質です(^^;)
この話、盛ってません。マジです。
日本製はそんなハズレに当たることは滅多にないのに、
ペンが1本100円ですよ!アメイジング!
漫画本
漫画本も結構何冊も買い込んでいました。
アメリカにも日本のものが売っているお店はあって、
買えなくはなかったのですが、やはり輸送費の問題で高い!
大体1.5倍くらいの値段でした。
本は重いので限界はありますが、
出来る限り日本で買っていました。
リュックの中が本だらけでX線の映りがおかしかったのか、
ちょいちょい手荷物検査で開けられましたけど(笑)
ラーメン
日本にきたら必ず1回は家族で食べに行っていました!
今は食文化も進化して大都市なら
日本と劣らない味が楽しめるようになったとは思いますが、
当時はラーメンが伝わってきたばかりぐらいでしたし、
私が住んでいた郊外都市では
しっかりダシの効いたラーメン屋のスープは味わえませんでした。
カップヌードルもありましたが、
アメリカ製のは具も味も違ってイマイチ馴染めず・・・。
これは本当に年に1回の楽しみでした。
コンビニ
日本のコンビニは本当にスゴイです。
ワンダホーな空間です。
1年も経てば見たことのない製品が色鮮やかに並び、
どれもこれも美味しそうで目移りしてしまいます。
それなのにおにぎりも菓子パンも100円台!
ファンタスティック!!!
私は4年空けて2回渡米しているのですが、
アメリカでは4年空いても、スーパーに行けば、
ほぼほぼ見たことのある定番商品ばかりでした。
日本みたいにマメな改良や新製品開発をしないんですよね。
陳列やパッケージの工夫にも日本のお店は余念がないので、
アメリカから帰ってくると店内が全て輝いて見えたものです(笑)
まとめ
日本に住んでいると当たり前の日常が、
海外に住んでいると本当に貴重なものだと実感することが多々あります。
私はもう本帰国から15年以上が経ち、
若干薄れてしまった感覚もあると思いますが、
この時の経験があるので日本製のクオリティに本当に感謝しています。
それと共に、外国に行っても多少の粗さは
こんなもんかと気にしないこともできます(笑)
素晴らしい企業努力にありがとう!と声を大にして言い、
私は今日も様々な日本クオリティに助けられて生きています。